フレーバーライフ コラム 夏秋裕美の伊那谷だより 2012年2月17日
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皆様こんにちは。
いつもフレーバーライフホームページご覧いただきありがとうございます。
“セイクリッド・アロマカード”の著者であるアロマセラピストの夏秋裕美さんご協力のもと、コラムを掲載しております!
夏秋裕美さんは1996年より都内でアロマテラピーサロンやリゾートホテルスパでセッションを重ね、数々の創作活動も行っていらっしゃいました。フレーバーライフ社でお仕事をご一緒にさせて頂いた後、自然に沿った生き方を求めて、現在は南信州の伊那谷へ移住されています。
大地に抱かれエネルギーに満ちたコラムをどうぞお楽しみください。
コラムは随時アップしていきますので、是非フレーバーライフ社ホームページをチェックしてくださいね。また、ネット会員様限定で配信される「週報」のみでご覧いただける夏秋裕美さんのコラムも別途配信しております!
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「自分たちの食べる野菜とお米は、自分で育てたいね」と、2010年の春、家族とともに、東京から南信州の伊那谷へ移り住んだアロマセラピストの日々の暮らしのコラム。
雄大な南アルプスと中央アルプスに抱かれた、里山の風景広がる美しい村から、『地球の上をやさしく歩く』をテーマに、ハーブとアロマテラピーのこと、自然の恵みのこと、四季の美しい風景などをお届けいたします。
※掲載している写真は夏秋裕美さんが撮影したものです。
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| ■ある朝の風景 |
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2月のある晴れた朝のことです。真っ白な雪と、青い空のあまりの美しさに誘われて、行き先を決めずに散歩に出かけました。
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「ピーーヒョロロロ」とトンビが空を旋回して、山のほうへと舞い上がりました。私もトンビの向かう山を目指します。雪と氷の創り出す、光に満ちた静寂の世界。自然界のスピリットたちがキラキラと輝きながら踊っているようです。動物たちの足跡をたよりに、はじめて歩く道を進んでいくと、かわいらしい女神さまと出会いました。
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| ■薪ストーブのある暮らし |
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この冬は、各地で厳しい寒さとなりましたね。ここ伊那谷も、いつもの冬より雪がよく降り、しんしんと冷え込みました。
私の家は、昔ながらの古い家で、とても風通し良く建てられています。ということは、冬の寒さは!ご想像の通りです。「寒い長野の冬を快適に過ごすには…」と、薪ストーブを探しはじめたのは、一昨年の夏のことでした。
隣村に、素敵な薪ストーブをつくる、チェコ人の作家さんが住んでいらっしゃるという噂を聞き、お家を訪ねてみることにしました。山道をしばらく走ると、どっしりとした風情のある古民家が現れました。築150年の古い庄屋のお屋敷に、最小限の手を入れて、極上のセンスで暮らしていらっしゃるご夫妻のお家でした。
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どこかユーモラスで、東欧の香りのするストーブは、古い日本家屋にとてもしっくりと調和しています。一目惚れです!そして何より、ご夫妻のお人柄と、シンプルで美しく豊かな暮らしぶりに心を打たれ、その日のうちに「ストーブを作って下さい!」とお願いしていました。そして、わが家にやってきた薪ストーブは、寒い冬を暖かく豊かにすごす大切なパートナーとなりました。
上段はオーブンになっているので、お料理も楽しい!野菜をザクッと切ってオーブンに入れておくだけでご馳走です。コトコト煮込んだスープや、やきいも、ケーキ、ピザなどもパリパリに焼き上がります。
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「ポン」とスイッチを押すとお部屋がすぐに温まる生活から、お部屋が暖まるのをゆっくり待つ生活へと変わりました。パチパチと燃える薪の火を眺めながら、生きていくために必要な衣食住のことを、出来るだけ自分自身の手足を使い、満たしていけるということの幸せと共に、森への感謝の気持ちが湧き上がります。
気が付くと、1年を通していつも薪ストーブや、薪のお風呂のことを考えながら日々過ごしています。写真は、昨夏、木を伐るために山に入ったところです。森は天然精油の宝庫です。お腹いっぱい深呼吸すると、木を抱えて山から降ろす時、「私にこんなに力があったかな…」と思うくらい力持ちになれます。
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寒い日の仕事は薪割りが一番です。スパン!と割れると爽快そのもの。寒くて固まっていた体のバランスを、瞬く間に整えてくれて、ポカポカに温まります。
薪は、1年以上乾燥させるので、今割っているのは数年先に使う薪です。ゆっくりとした時のサイクルと、きれいに並んでいっぱいになった薪置き場は、何とも言えない安心感をもたらしてくれます。
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薪割りをした後、辺りに木片が沢山飛び散っています。後片付けをしながら、木片を拾います。ナラ、アカシア、ヒノキ、松、杉、林檎、桜……それぞれの木特有の良い香りがします。そこに、エッセンシャルオイルを垂らすと木の香りとのハーモニーでさらに良い香りになります。
都市にお住まいの方も、小さな木片なら、公園やホームセンターなどで手に入るのではないでしょうか。お家の中のあちらこちらに置いておき、エッセンシャルオイルを数滴垂らして香りを楽しむ方法は、お手軽でおすすめです。
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お部屋を香らせる『森のかけら』
小さな木片を、陶器などのお皿*に置き、エッセンシャルオイルを2〜3滴垂らして香りを楽しみます。
お部屋や玄関、トイレなど家の色々な場所に置いておきます。
香りが弱くなったと感じたら、エッセンシャルオイルを追加して下さい。
違う香りを追加してもOK。新しい香りのハーモニーが楽しめます。
*テーブルや家具を守るため、エッセンシャルオイルが染みない器を用意して下さい。
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| ■春のはじまり |
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庭の水辺に、春の訪れを告げる「ふきのとう」を見つけました。軒下には、小さな黄色い花、キク科カレンデュラ属の「フユシラズ」が嬉しそうに咲いています。イタリアンパセリの赤ちゃんも顔を出しました。
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2月19日(旧暦1月18日)は、二十四節気の「雨水」。空から降るものが雪から雨に変わる日です。
暦に合わせるように、ここ数日で、寒さで固くなっていた体が少しずつゆるみ、肩の力がいつのまにか抜けてきました。からだの内側に耳を澄ませてみると、何かが少しずつ流れ、動きはじめる気配です。もう、すぐそこまで春が来ているのですね。
それでは、今回も最後までおつきあいいただきありがとうございました。またお会いしましょう!
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