比較的花粉の量が少ないと言われる年でも、花粉に悩まされる人は多いかと思います。スギ花粉のピークは3月頃とされていますので、これからが勝負どきです!
今回は「今からでも遅くない!花粉対策特集!」と題して、元気に過ごせるよう、アロマとハーブで花粉の季節を乗り切るコツを、アロマテラピースクール講師・アロマセラピストの尾崎良有心がご紹介していきたいと思います。
寝室や、リビングや、職場を、少しでもスッキリ快適な空気に!
どうしても鼻づまりが辛い時ありますよね。そこで今回は、空気をとことんきれいにすることに特化して、おすすめの精油を厳選し、精油に合わせた香りの広げ方もご提案します! また、この季節にこそ使っていただきたいディフューザーをたくさんご紹介していきます!
エッセンシャルオイル ティートリー
オーストラリアの先住民が、昔「万能薬」として、重用していたティートリー(ティートゥリー・ティーツリー)。
アロマテラピーでは「殺菌」の定番となっています。ティートリーは薬草調の中に甘さも感じられる香りです。
香りの特徴からは意外と思われる方も多いのですが、ティートリーは「リラックス」の精油です。お休み前にもおすすめしたい精油です。
おすすめの器具:
手作りルームスプレー・
アロマランプディフューザー
容量:10mL 価格:¥1,430(税込)
詳細はこちら
エッセンシャルオイル ユーカリグロブルス
花粉の季節の心強い味方、ユーカリ。手作りのルームスプレーなら、携帯もできるので鼻がムズムズした時など、どこでもシュッとひと吹きするとクリーンな空間になります。ご自身の頭上に2〜3プッシュしてお使いください。ミスト(スプレーした霧状)が目に入らないように注意してお使いくださいね。
おすすめの器具:
アロマランプディフューザー・
ブレッザ・
手作りルームスプレー
容量:10mL 価格:¥1,320(税込)
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エッセンシャルオイルラバンディン・グロッソ
甘さはラベンダーと同じくらいですが、カンファーという香り成分のスーッとした香りがプラスされて、嗅ぐ人により爽やかな感覚を与えてくれます。おやすみ前のリラックスにもオススメしたい香りです。お水を使うアロマランプディフューザーもよいですが、精油をビンごとセットできる「ブレッザ」や「オゾネオ」のような器具が特におすすめです。
おすすめの器具:
アロマランプディフューザー・
ブレッザ・
オゾネオ
容量:10mL 価格:¥1,320(税込)
詳細はこちら
エッセンシャルオイル カユプテ
スーッとした爽快感あふれる香りです。花粉が飛ぶ時期や風邪が気になる時期におすすめの1,8シネオールという香り成分を多く含みます。鼻のムズムズが気になる時におすすめです。香りを広げると、お部屋が爽やかな空間になります。
おすすめの器具:
モザイクアロマランプ・
手作りルームスプレー
容量:10mL 価格:¥1,320(税込)
詳細はこちら
エッセンシャルオイル サイプレス
「呼吸を楽にする」として知られているサイプレス。針葉樹の森で森林浴を楽しんでいるかのような、落ち着いたすっきり感が魅力の香りです。風邪の季節には枕元などでお休み前に香りを広げていただくのがおすすめです。わたしは年間を通して枕元にサイプレスをお守りのように?! 待機させています。
おすすめの器具:
手作りルームスプレー・
アロマランプディフューザー
容量:10mL 価格:¥1,540(税込)
詳細はこちら
手作りルームスプレーのレシピ
50mLの
青色ペットボトルに無水エタノールを小さじ1杯程度入れます。そこに精油を20滴ほど入れて容器の肩の部分まで水道水を入れます。
スプレーヘッドを取り付け(ふたをして)よく振ったら完成です。玄関やトイレなどに2〜3プッシュスプレーしてください。マスクスプレーとしてマスクの外側に吹きかけるのもおすすめです。
花粉の季節を快適に過ごす!おすすめハーブティー
年々花粉症を発症する方が増えているような気がします。わたしは、幸いなことに花粉症ではないのですが、スクールのスタッフも花粉症で、その季節になると病院でお薬を処方してもらい飲んでいるそうです。それでも花粉の飛散量が多い日は辛そうです…。そんな花粉の時期におすすめのハーブティーをご紹介します。
春季療法の定番! 〜ネトル〜
花粉症の症状が辛い時は薬を飲むのももちろん必要ですが、自然な方法で症状を和らげていきたい!という人にぜひ試して欲しいのが、今回ご紹介するネトルです。ネトルは自然療法が盛んなドイツでは「春季療法(しゅんきりょうほう)」に使われるハーブです。春季療法とは、春先のアレルギー対策として、その数ヶ月前からハーブを使ってケアしていく方法です。「春」とありますが、早い人は12月から飲み始める人もいます。
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ネトルは緑茶のような感覚で飲める、とても飲みやすいハーブティーです。普段急須などをお使いの方は、ネトルならハーブティー用のティーポットを用意しなくても、急須で入れていただいてもよいかと思います。茶葉の量は、1回につきティースプーン1〜2杯でカップ一杯分です。こちらで紹介しているネトルはティーバッグではなく、茶葉がそのままパック(500g)されていますので、開封されたら大きめのジップロックなど入れ替えていただくと便利です。「2020年こそ!」と思っていらっしゃる、花粉症の方、ぜひお試しください
「今日」のつらい症状を和らげる 〜カモミールジャーマン〜
花粉症はみなさんご存知のように、アレルギーの1種です。アレルギーは症状として炎症を伴っていることが多いので、「炎症を鎮めてあげる」ことが対処法としては非常に大切です。ハーブの中で「炎症を鎮める」と言ったら、わたしたちアロマセラピスト・ハーバルセラピストたちが真っ先に思い浮かべるのがカモミールジャーマン。ドイツなどではお休み前のリラックスティーとしても定番として、親しまれています。はちみつを入れてもおいしいので、つらい症状が出ている期間にお試しください。
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グズグズをすっきりさせたい! 〜ブレンドハーブティー・ブリーズ〜
ペパーミントに含まれるメントールが、風邪の季節のグズグズをすっきりさせ、鼻の通りをよくしてくれます。
ブレンドハーブティー・ブリーズは、甜茶やネトルなどもバランスよく配合されているので飲みやすく仕上がっています。わたしは、担当させて頂いている講座の前に飲むことが多いですが、のどがすっきりして発声がしやすくなるので(※個人の感想です)、手放せないハーブティーの1つとなっています。また、ペパーミントは消化を促進してくれる作用があるので、「お昼を食べすぎた〜」「なんか消化不良な気がする」というときに食後に飲んで頂くと胃がすっきりします。
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いかがでしたでしょうか?
この中に一つでも皆さんのお役に立つ活用方法がありましたら、うれしいです。
取り入れやすいものから、ぜひ試してみてくださいね。
特集ページ レシピ・文章担当
尾崎良有心
(フレーバーライフアロマテラピースクール講師・アロマセラピスト)